スタッフブログ
祐森です
こんにちは。中京区たけち歯科クリニック 歯科医師の祐森です。
早速ですが、SJCD主催のセミナー一年コースを受講しています。そのため私は月末お休みをいただいています。今月は歯周病を治すための外科手術について学び、コースの半分が終わりました。
SJCDとはスタディーグループの一つで、顎口腔系を通じて国民の健康管理に寄与するため、地域医療に貢献すべく日々研鑽を積んでいます。会員数は日本最大で世界でもトップ3に入る程です。
セミナー内容は最高の医療を患者様に提供するため、大学で習ったことのみならず習わなかったことを過去の文献を踏まえて授業を受けるとともに実習を交えて技術力を身につけています。
保険外診療も基本的な診療が出来なくてはなりません。日々診療で行っている当たり前のようなことを再度検討しなおし、またなんのために診療を行っているかを教わります。
どのような内容を勉強しているのかなかなかお伝えするのは難しいのでわかりやすいところで被せ物についてお伝えします。被せ物を装着するのもただ装着するのは簡単です。たくさん歯を削ればすぐ装着できます。しかし歯に余分な侵襲を与えるだけでなくすぐに外れてしまいます。装着する被せ物もたくさん削れば噛んでも高くなく違和感はありません。しかし噛みにくいだけでなく全体の噛み合わせも低くなる危険があります。
患者様は良い治療も不良な治療も実際分かりにくく、痛い痛くない、早い早くない、説明があるないなど限られた情報でしかドクターの診療は評価できません。だからといって医療人である私たちは適当な治療をするわけにはいかないので、最高の治療を出来る限り提供するべく研鑽を積み診療をしなくてはなりません。先月は被せ物の歯を削る実習をしました。臨床では5〜15分で削っていますが、実習では1時間以上かけてみました。実際患者様に1時間以上かければ、お口疲れてしまいますね 笑。一度、最高の削り方を学べば、どう削ればいいか頭に入るので5〜15分で削ってもレベルの高い削り方になるという考え方です。5分で終わったから適当とかではないのですよ 笑。
このようなレベルの高いセミナーを受けさせてもらえるたけち歯科に感謝し、たけち歯科に来ていただいてる患者様に長く機能的に歯を使っていただける様な治療を提供していきます。