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歯科治療をしなくていい世界?
皆さんこんにちは。京都市中京区 たけち歯科クリニックです。
またまた歯科医師の川原がお送りします。
11月26日(日)に東京で行われた、ICFという講演会に参加しました。
歯科の世界には、日本全国に様々な勉強会(スタディーグループ)があり、セミナー・実習・症例発表などを行っています。
若手だけで構成されていたり、女性だけのグループ、歯科衛生士だけのグループ、世界的に有名なグループなど大小問わず、全国の熱意ある歯科医療従事者たちは日々勉強を続けています。
今回は「若手歯科医師8団体によるコラボレーションでの発表」という内容でした。
発表内容は多岐にわたり、歯周病・インプラント・補綴・デジタル・発育・この先の歯科医療の在り方などどれも素晴らしい内容でした。
Instagramで知っている先生や、年齢が近い先生ばかりで、刺激ももらえましたし、自分だけで勉強しているだけでは分からなかったことも多くあり、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
その中で、一番印象に残ったのは、
「歯科治療をしている時点で、我々は患者さんに歯の大切さ、重要性を伝えられていないのではないか?」
というものでした。
歯科医師として治療をすることは当たり前で、どうやって治すか?に目が行きがちでした。
そもそも治療をしなくていい状態が出来れば最高、どうやったら作れるか?を考える視点が弱かったなと反省する機会にもなりました。
歯科治療をしなくていい世界。素敵ですね。
今後も、こういった会には直接顔を出して、様々な先生の意見を聴いて、よりよい医療を提供出来ればと考えます。