こんにちは。

京都市中京区　たけち歯科クリニック　歯科衛生士の西川です。

長かった夏がようやく終わり秋の涼しさを感じる季節となりましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか？

私達歯科衛生士は月に一度診療後に全員で集まり、話し合いをしたり勉強会をしたりと共に学ぶ時間を作っています。

先日円町院の小網院長が力を注がれている小児矯正についての講義をしてくださいました。

お子様の歯並びを心配されている保護者の方は多いと思いますが、小児矯正についての情報をお持ちの方は少ないように感じます。

私自身も子供の頃歯並びが良くなく、斜めに生えてきた前歯が気になりつつも歯科医院でそのうち治るよと言われた一言をずっと信じて待っていたのですが、一向に改善することはなく大人になってしまいました…。

その後成人してから矯正治療を受けたのですが、あの頃適切な情報を持てていれば、選択肢が色々とあったのに…と残念に思う気持ちが今でもあります。

円町院では小児矯正のマイオブレース治療というものを行っています。

この治療はまず習癖の改善から始まります。

専用のマウスピースを使用しながら口ではなく鼻から呼吸すること、安静時の正しい舌の位置、正しい飲み込み方、食事中や会話中以外は唇を閉じることなどを患者様にお伝えしていきます。

悪い歯並びや顎の発育不全の要因である口腔習癖の改善に重点を置くことで、顎が本来の十分な大きさまで成長する可能性が最大限に引き上げられます。

講義では実際の患者様の治療の経過もシェアしていただいたのですが、歯並びも改善し、正しい顎骨の成長が促進されお顔立ちの変化もはっきりと見て取れました。

小児矯正には成人矯正とは全く違なる大きなメリットがありますので、私達衛生士も患者様へしっかりと情報提供ができるよう、より学びを深めていきたいと思います。

ご興味がありましたらスタッフへお気軽にご相談ください。