カスタマーハラスメント
に対する行動指針
京都二条たけち歯科クリニックにおける
カスタマーハラスメントに対する行動指針
医療法人社団翔志会グループ 京都二条たけち歯科クリニックは患者様から頂いたご意見、ご要望について真摯に対応し、患者様からの信頼、ご期待に応えることで満足度を高めております。
そのために、従業員教育はもとより、従業員の精神的な健康、身体的な健康も非常に重要と考えています。
換言したしますと、患者様によりご満足いただける医療サービスを提供するためには、事業者として、働く従業員ひとり一人がその尊厳を傷つけられることなく、安心して働ける職場環境づくりが欠かせないと考えております。
当法人グループの従業員が笑顔で患者様へ最高のホスピタリティを提供できるよう、この度、患者様とのより良い関係構築を目的として、当法人グループにおけるカスタマーハラスメントに対する行動指針を定めました。
皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2024年10月1日
医療法人社団翔志会グループ
京都二条たけち歯科クリニック
カスタマーハラスメントの定義
厚生労働省が発表している「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」に記載されている『顧客等からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、社員の就業環境が害されるもの』を主に対象としております。
対象となる行為の例
厚生労働省発表「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」に準じます。
なお、以下の記載は例示であり、これらに限られるという趣旨ではありません。
- 01患者様等の要求の内容が妥当性を欠く場合の例
-
- 当法人グループの医療サービスに瑕疵や過失が認められない場合
- 要求の内容が、当法人の提供する医療サービスの内容とは関係がない場合
- 02要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものの例
-
- 要求内容の妥当性にかかわらず不相当とされる可能性が高いもの
- 身体的な攻撃(暴行・傷害)
- 精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)
- 威圧的な言動
- 過度な謝罪要求(土下座)
- 継続的(繰り返される)、執拗な言動
- 拘束的な行動(不退去、居座り、監禁)
- 差別的な言動
- 性的な言動
- 従業員に対しての侮辱、威迫、脅迫、暴言など、ハラスメントと判断した発言や行為
- 要求内容の妥当性に照らして不相当とされる場合があるもの
- 当法人の医療サービスについて、ご理解を頂けない発言や行為
- 合理的理由のない一方的な再治療や返金の要求
- 金銭補償の要求・合理的理由のない謝罪の要求
- 当法人グループ関係者への処罰の要求
- 不合理な特別待遇、対応の要求
- 要求内容の妥当性にかかわらず不相当とされる可能性が高いもの
- 03患者様によるその他迷惑行為
-
- SNSやインターネット上での中傷誹謗行為、虚偽の流布
- 他の患者様や従業員の同意なき撮影(無断撮影)※プライバシーの権利や肖像権の侵害にあたる可能性があります。
- 他の患者様にご迷惑がかかる行為
- 長時間の対応、繰り返しの対応を求める等により、業務運営に支障が出ると当法人が判断した行為
カスタマーハラスメントへの対応姿勢
カスタマーハラスメントの対象となる行為、またはそれに類する同等の行為と当法人が判断した場合は、当法人グループで働く従業員ひとり一人を守るため、医療サービスの提供及び患者様対応を中止させて頂くとともに、場合によっては警察・弁護士等のしかるべき機関に相談のうえ、厳正に対処いたします。
当法人グループにおける取り組み
- 本方針による企業姿勢の明確化、当法人グループで働く従業員への周知・啓発
- カスタマーハラスメントへの対応方法、手順の策定
- 当法人グループで働く従業員への教育・研修の実施
- 当法人グループで働く従業員のための相談・報告体制の整備
医療法人社団翔志会グループ 京都二条たけち歯科クリニックは、歯科医療を通じてご縁を結んだ患者様との豊かで温かなつながりを大切にしながら、相互理解を深める対話を心がけ、互いに信頼しあえる関係の構築に尽力してまいります。
医療法人社団翔志会